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イメージイメージ 理事長 清木孝悦

100年のさらに未来へ
人と創造の力で、文化を生み出し、
時代を進め、社会を動かす

学校法人文化学園は、2023年6月23日に、創立100周年を迎えます。

並木伊三郎、遠藤政次郎の両先生により創設され、文化学園の設立母体となった「文化裁縫女学校」が、わが国初の洋裁教育の各種学校として認可されたのは、1923年のことでした。

「服装の改良こそ、新しい日本の発展と文化の出発点である」

洋装がまだ一般に普及していなかった大正時代にあって、人々の衣生活を移行させることが日本の近代化・国際化にとっての緊急必要事である、そのためには洋裁教育機関の創設が社会の急務である、という信念、新しい時代と社会を創ろうとする理想から、本学園は生まれました。

以来、本学園は、常に時代の要請に応え、わが国服装教育の中心的存在として指導的役割を果たし、服装文化の普及向上、産業界を支える人材の育成、そして現在では、ファッションはもとより、建築・デザイン・映像・国際文化・観光・語学と、広く「文化」の探究へと、その学びの領域を拡張するとともに、附属研究所・図書館・博物館をはじめとした附属機関や、出版事業等による社会活動を通じて、人類に寄与する文化の創造と、世界への新しい文化の発信を担っております。

言い換えれば、本学園の100年の歴史は、常に、新しい時代・社会・教育・文化を創造してきた足跡であり、我々の使命とは、次の100年も、新しい価値を生み出す創造者として、文化の向上と社会の発展に貢献し続けることにあります。

「クリエイション」・「イノベーション」・「グローバリゼーション」の3つの柱と「サステナビリティ」「ダイバシティ」の2つの視点。

これが、次の100年に向けて本学園が掲げる理念です。

人間の諸活動が世界規模で影響し合うグローバル社会において、知識・技術・人材が相互に交わることで、文化や経済の多様な変化はこれからますます進むことでしょう。

そして、変化の時代にあっては、創造性に富み、変革をもたらし、国や地域の境界を越えて人々を結ぶ多様な人材こそが、豊かな未来を育むことでしょう。

本学園は、世界のクリエイションをリードする人材を100年の間輩出し続けてきたとともに、近年では新テクノロジー時代の教育を牽引、自治体や国内外の企業・教育機関と連携し、先端研究やサスティナブルな取り組み、地域活性化へ向けた活動を展開するなど、豊かな社会の実現を目指した教育を推進しています。

創立100周年にあたり、本学園はこれからも、多様性を尊重し、一人ひとりの学びの希望に応え、人と創造の力で、文化を生み出し、時代を進め、社会を動かす人材を育む場として、決意を新たに自らも成長し続ける所存です。

新たな100年においても引き続き、皆様の格別のご支援とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

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